若者の言動に訂正を入れてしまう前に

年の差カップル成立法~恋愛から結婚まで

「それは間違ってる」とツッコむ前に

それなりの年月を生き、様々なことを経験してきた年長者から見れば、若者の行動はそそっかしく感じてしまうことも多いでしょう。
やることが遠回りで効率が悪かったり、あからさまに間違ってしまっていたり……これは恋人でも変わりません。大抵の場合、年若い恋人のミスを年上の男性が訂正することになるはずです。
しかし、彼女の間違いを指摘する前に少し考えてみて下さい。確かに彼女が間違っていて、それに対して正しい道を示してあげられるとします。しかし、そうやって間違いを訂正し、正解を教えてあげるのは本当に良いことなのでしょうか?
「間違いを正して悪いわけがない」と思ってしまうかもしれませんが、しかし実は、あんまりにも正しすぎるのも考えものなのです。

年下の恋人は言うことを聞くペットじゃない

言うまでもないことですが、年下の恋人は人間です。独立した一人のヒトで、自分の意志と考えを持っています。彼女なりに物事を考え、より良いと思った方向に向かって行動をしています。
愚かに思える若い恋人も実はものを考えていて、やらかしてしまう間違いも彼女としては良いことだと思ったからこその行動なのです。年上からすると「なんでそんなことをするんだ」と呆れてしまうようなことでも、彼女からすれば誠心誠意考えか結果で、本人は一生懸命なのです。
では「自分なりに良いと思った行動」に対して上から訂正を入れられてしまったら、どうでしょうか?

あんまりにもツッコミが多すぎると……

実際のところ年上からのアドバイスは的を射ていることが多く、その通りに対処することで様々な問題がするりと片付きます。
しかし、問題が解決する代わりに若い恋人の考えは否定されることになります。これは彼女自身の意志や思考を否定し、代わりに自分の意志や思考を押し付けることにもつながります。何かを提案するたびに上からツッコミが入り続けたら、どうでしょうか? 自分でものを考えて動くのがバカバカしくなりはしないでしょうか。「どうせあの人が言う通りにしていればいいのだから」と考えるクセがついてはしまわないでしょうか。

こういった事態を避けるためには、まずダメ出しの回数を減らすこと。失敗しても良いような小さな局面にまで口をだすのは避け、本当に失敗してはいけない時以外は彼女の考え方を尊重してあげましょう。
また、ダメ出しをする場合も、その前に相手の考えを聞いてあげましょう。相手の考え方や行動する理由を聞き出し、それを理解してあげてから、なぜそれがダメなのかを冷静に指摘するのです。自分の意見を理解してもらえた後でなら、否定されても理不尽に感じにくいですし、自分の考えたことがムダになったと思うこともありません。

一歩引いた視点に立てるのが年上の強み

物事を一歩引いた冷静な視点で見つめることができるのが年上の能力です。若者の失敗を見つけたら同じ場所に立ってそれを否定するのではなく、もっと先のことを見据えて本当にダメ出しをするべきなのか、それともたとえ失敗するとしても相手自身の意思を尊重するべきかなのか、より相手のためになると思える選択をするように心がけましょう。
より冷静で、より大局を見据えた立ちふるまいができる人間こそが、真の年上と言えるのです。